AtlasVPN

【使ってレビュー】AtlasVPNはもうちょっとで1軍で最強になる

AtlasVPNを使ってレビューしてみた

様々なVPNを利用していのだけど、atlasVPNはレビューしていなかった。今回はatlasVPNについてレビューしていきます。

結論から言いますと、今のところ補欠のVPNサービス。でも、将来的に大化けして、最強の一軍になる可能性がある。という印象。

  • 今のところ補欠のVPNサービス
  • もしかして、将来は最強のレギュラー選手になる可能性あり

このあたりの理由について、実際のレビューと一緒に説明していきます。

この記事の目次(クリックでジャンプ)
  1.  atlasVPNの特徴
  2. atlasVPNが一軍になれない理由
  3. atlasVPNについて

 atlasVPNの特徴

atlasVPNのメリットは次の2点で間違いない。

  • 同時接続台数が無制限
  • コストパフォーマンス

同時接続台数

atlasVPNは同時接続が無制限になっている。素晴らしい。好きで複数のスマホと複数のPCを使っている。スマホ4台、PC4台。たくさんのディバイスを使っているし、家族のスマホも接続して、プライバシーや情報を守りたいと思って、VPNを利用している。

我が家のテストマシーンたち僕のテストマシーンたち。

その結果、1つのサービスでは同時接続台数の上限に達してしまい、複数のVPNを契約して今に至るのだけど、普通の使い方なら1つのVPNの契約で十分。もし僕が、端末が増えはじめた当時、こ同時接続台数無制限のサービスを知っていたのなら、5つもVPNのサービスを契約していなかったと思う。

なので、同時接続台が無制限というのはとても魅力的だし、もし後々、端末の数が増えてきたら柔軟な使い方にも対応できる。

コストパフォーマンスが良い。長期契約は必須

atlasVPNはコストパフォーマンスが、他のVPNに比べるととてもよい。ただし、3年間の長期契約が必要。VPNで3年間のプランを提示しているのはatlasVPNぐらいですが、その代わりのコストパフォーマンスが最強というやつ。

契約期間 3年 1年 1か月
金額/月 223円/月 588円/月 1,573円/月

3年間契約しても1万円を超えない。コストパフォーマンスが異常に高い。

atlasVPNが一軍になれない理由

atlasVPNが一軍のVPNになれない理由は、ずばり、遅いということです。(他のVPNサービスと比較して)

AtlasVPNの通信速度は遅い。(他と比較して)

atlasVPNの通信速度

atlasVPNの通信速度を記録した結果です。青線がatlasVPN、黄色がVPNを利用せず直接インターネットに接続した場合のグラフ。縦軸の数値の単位はMbpsで、グラフが上にあがるほど通信速度が速いという意味。

atlasvpnの通信速度調査

青線のatlasVPNが安定していると見ることもできますし、もっと速いほうがいいな、と思うかもしれません。実際のところ、50Mbps以上あれば普通に動画を見たりするレベルだと不自由は感じないレベル。それに今のPCやスマホだと、これ以上速くデータを受け取っても、人間の操作待ちがあるので結局一緒。それででも、他のVPNが速いので、もっと速く、もっと速く、となってしまうのは僕だけではないはず。

ついでに、Downloadの速度をatlasVPNと他のVPNで実測したデータが下のグラフになる。太い赤の線がatlasVPN。一瞬頑張るときもあるんだけど、それでも一軍たちとの差が歴然としている。

AtlasVPNと他のVPNの速度比較

これが僕の中でatlasVPNが1軍のVPNに上がれない、最大の理由。ただ、速度がSurfsharkと同じぐらいで安定してくれば、長期契約のコストパフォーマンスで1軍に上がるポテンシャルがあると感じている。だから将来の可能性に期待というのは外れていない。

atlasVPNについて

では、atlasVPNについてご紹介しましょう。

詳細
企業名 Peakstar Technologies Inc
企業の本社住所 16192 Coastal Highway, Lewes, Delaware 19958, County of Sussex, United States of America
VPNサーバー台数 49ヵ国に1,000台以上
暗号化アルゴリズム AES-256
対応OS Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Android TV、Amazon Fire TV
対応ブラウザ Chrome、Firefox、Edgeなど主要なブラウザに対応
対応ディバイス パソコン、スマートフォン、タブレット、Andoird TV、Amazon TV、Apple TV

atlasVPNは2019年にサービスが始まった、新しいVPNサービスになる。その後、NordVPNを運営しているNord Securityに2021年に買収され、傘下に入っている。Nord Securityの傘下に入った後も、独立してAtlasVPNの運営を行ている。

VPN業界も再編ラッシュで、Nord Security一強の様相になりつつある。SurfsharkもatlasVPNもNord Securityの傘下に入っている。

一部、日本語対応している

atlasVPNの日本語化は、一番出遅れている感じが強い。公式サイトにアクセスすると、英語表示される場合があります。その場合は、右上の言語設定を「日本語」にすると、ちゃんと日本語で表示される。

AtlasVPNは一部日本語に対応している

atlasVPNのアプリも日本語化されているし、直観的に使えます。ただ、Helpなどは未だ日本語化されいない。

AtlasVPNのヘルプページは英語のまま。

ブラウザの翻訳機能を使えば問題なく利用できるので、ここは大した問題ではない。

AtlasVPNの問合せはチャットかEmail

いざというときの、チャットやEmailでの問い合わせも英語。チャットしながら翻訳を繰り返すのはかなり面倒なので、この辺りにハードルを感じるかもしれない。

動画配信サービスへの対応

atlasVPNでアクセスできる主なストリーミングサービスです。ただ、すべてのライブラリにアクセスできません。ストリーミングサービスとアクセス可能な国のライブラリは次の通り。

  • Amazon Prime:アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア
  • Netflix:カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ
  • Disney+:アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ
  • Hulu:利用したい国のサーバーに接続
  • HBO MAX
  • BBC:イギリスのサーバーに接続
  • Sky:イギリスのサーバーに接続
  • Crunchyroll

atlasVPNにはストリーミングサービス用に最適化されたVPNサーバーが用意されいる。ストリーミングサービスを利用する場合は、まずこれらのサーバーを利用してみよう。atlasVPNアプリより、「動画」ボタンをクリックして、ストリーミグサーバータブにアクセス。

AtlasVPNのストリーミグサーバーへの接続

全世界で19ヶ所にストリーミグサーバーが設置されています。ストリーミングサービスを利用したい国のサーバーに接続すれば、準備完了です。とりあえず、日本に接続。

AtlasVPNのストリーミングサービスのロケーション

利用したい国のサーバーに接続しても、ストリーミングサービスを利用できない場合は、ディバイスの位置情報からロケーションが取得されている可能性があるので、位置情報をOFFにしてみる。

もしくは、ブラウザに記録されている場合ものあるのでキャッシュ、Cookieを削除して新規にサービスにログインしてみるのもあり。

ノーログだけど、プライバシーは100%の保証ではない

atlasvpnの本拠地を置くアメリカは、5-Eyes(ファイブ・アイズ)加盟国です。5-Eyesはアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが加盟する機密情報共有の枠組みのこと。

簡単にいうと電話やメールや電子機器などの通信情報を収集、分析して、5-Eyes加盟国で共有しますよ、という仕組みです。atlasvpnもアメリカ政府から情報の提供要請があれば、応じる必要が出ます。ログは残っていないけど、契約者の情報などプライバシーは100%保証されていません。

プライバシー保証も考慮するなら、情報保持義務がない国で提供されているNordVPNやSurfsharkVPNを選びましょう。

ライバルはMillenVPN

実はatlasVPNとMillenVPNの実力は拮抗している。先ほど見た各VPNサービスのDownloadの通信速度の記録から、atlasVPNとMillenVPNだけを抽出したら、下のグラフのようになる。

AtlasVPNとMillenVPNの速度比較atlasVPNとMillenVPNの通信速度比較

atlasVPNとMillenVPNのDownloadの通信速度は、ほとんど一緒の速度で推移している。MillenVPNは上限の幅がなく、安定しているとみることも出来るかもしれない。

atlasVPNのネガティブ要素であった日本語対応だが、MillenVPNは日本企業なので日本語対応は完璧だ。もし、日本語対応に不安要素があるのであればMillenVPNの選択肢も考えてもよいと思っている。逆に英語に対してハードルを感じないなら、atlasVPNにメリットがある。

MillenVPNについては→【使ってレビュー】MillenVPNは日本語サポートで安心のVPN

atlasVPNとMillenVPNのサーバー設置台数の比較

サービス atlasVPN MillenVPN
サーバ台数 1,000台以上 1300台以上
設置エリア 42カ国 72ケ所

希望が通るかどうかは声の多さだけど、atlasVPNはサーバー設置の希望を出せる。

AtlasVPNのサーバー設置リクエスト

ここに都市名や国名を入力して、Submitボタンを押す。

サーバー設置リクエストページは→こちら

atlasVPNとMillenVPNの価格の比較

3年 2年 1年 30日
atlasVPN 223円/月 588円/月 1,573円
MillenVPN 360円/月 540円/月 1,580円

atlasVPNは同時接続台数が無制限、MillenVPNは10台まで、という数字を考えると、atlasVPNに軍配があがる。

atlasVPNの設定方法→【簡単すぐできる】atlasVPNをインストールして設定する方法

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