Millenvpn Native OpenConnectは、通信規制の厳しい環境でも安定したVPN接続を提供するサービスです。このサービスは特に、インターネットの監視や制限が厳しい地域での使用に適しており、Millenvpnユーザーに無料で提供されています。この記事では、Millenvpn Native OpenConnectのセットアップと使用方法について詳しく説明します。
Millenvpn Native OpenConnectについて
Millenvpn Native OpenConnectの特徴は次の通り
- OpenConnectプロトコルを利用:規制の厳しい国でも安定して接続できる
- 複数のプラットフォーム対応:Windows、Mac、iPhone、androidなど
- 無料で利用できる:Millenvpnユーザーの無料追加のオプションで利用可能
Millenvpn Native OpenConnectは、OpenConnectプロトコルを使用して、通信規制が厳しい環境でも安定した接続を提供するサービスです。このサービスはMillenvpnを使用している既存のユーザーに無料で提供されており、特に中国など通信制限が厳しい国での使用に適しています。
設定方法
Windowsクライアントの設定方法を説明していきます。
導入の手順は次の3ステップです。
- クライアントソフトのインストール
- プロファイルの設定
- 接続
クライアントソフトのインストール
MillenVPN Native OpneConnectのクライアントソフトをダウンロードします。
マイページ内の有効なサービス>MillenVPN Native OpneConnect をクリック。
MillenVPN Nativeとは>MillenVPN Native OpneConnectをクリック。
MillenVPN Native OpneConnectの使い方>WindowsでMillenVPN Native OpneConnectを使う方法をクリック。
WindowsでMillenVPN Native OpneConnectを使う方法のページに移動するので、少し下にスクロールして、下記リンクからクライアントをダウンロードします。からインストーラーをダウンロード。
ダウンロードフォルダーにインストーラーがダウンロードされるので、ダブルクリックで実行してMillenVPN Native OpneConnectのクライアントをインストール。
MillenVPN Native OpneConnectクライアントのセットアップは、ウイザードに従って「次へ」で進んでいけば完了します。
ライセンス条項の同意>同意するをクリック。
セットアップオプションを選びます。一番上「Do not openconnect-gui to the system PATH」にチェックボックスにチェック。デスクトップにショートカットを作りたい場合は「Create openconnect-gui Desktop Icon」にもチェックを入れる。
MillenVPN Native OpneConnectクライアントのインストール先を選択する。デフォルトのままで「次へ」で問題ありません。
スタートメニューフォルダーを選択。ここも、デフォルトのまま「次へ」で問題ありません。
セットアップのコンポーネントを選択します。デフォルト(Standard installation)になっている事を確認して、「インストール」をクリック。
これでMillenVPN Native OpneConnectのクライアントソフトのインストールが完了します。「OpenConnect-GUIを実行」にチェック(デフォルトでON)して、完了します。
MillenVPN Native OpneConnectクライアントの設定
インストールしたMillenVPN Native OpneConnectクライアントに、接続先のプロファイルを設定します。
「OpenConnect-GUI VPN client」が起動すると、下のような画面になります。私の場合は過去に1度インストールしているので、Serverに名前が入っています。
歯車アイコン>New profile(advanced)に進みます。
プロファイル設定項目の、赤枠囲みの部分を入力します。「Batch mode」にチェックを入れて「Save」をクリック。
Gatewayには「接続サーバーアドレス」を設定します。MillenVPN Native OpneConnectのページに記載されています。
Usernameも同じく、MillenVPN Native OpneConnectのページに記載されています。このユーザー名と接続用パスワードは、MillenVPNアプリ接続のものとは異なります。
MillenVPN Native OpneConnectに接続
「Connect」をクリックすると、MillenVPN Native OpneConnectに接続します。
初回接続時には許可画面が出てくるので、「Accurate information」をクリック。
MillenVPN Native 接続用アカウントのパスワードを入力して「OK」をクリック。
鍵マークが緑色になれば、MillenVPN Native OpneConnectに接続完了です。
その他のプラットフォーム
MillenVPN Native はWindowsの他に、macOS、iOS(iPhone)、Android用のクライアントアプリを提供しています。
残念ながらmacOSを持っていなので解説は出来ないですが、どれもWindows版の流れが分かれば同じ手順で導入は可能です。
MillenVPN Native について
MillenVPN Nativeには2つのサービスがあります。今回はそのうち、アプリを使って接続できるMillenVPN Native OpneConnectについて解説しました。もう1つのNativeはOSに直接VPN接続を設定する接続方法です。
MillenVPN Native OpneConnecはOpenConnectという通信方式を使って、通信規制の厳しい中国やロシアからでもVPN接続しやすい環境を作る接続方法です。
これらの通信規制の厳しい国に訪問する場合は、その国からVPNプロバイダーのサイトにアクセスすることが出来ないので、日本国内でセットアップを済ませておく必要があります。
MillenVPNアプリが一番楽ですが、それではVPN接続できない場合の代替手段として用意しておくのがよいです。