ExpressVPNは初期設定でも、そこそこ大丈夫。それでも個人情報を晒したくないという場合には、この記事でExpressVPN の設定項目について確認してください。
設定のミスをなくすためにも、ある程度はしっかり確認しておきましょう。
ExpressVPNの導入が未だという方は記事後半に書いてあるので、目次から飛んで先にそちらを読んでExpressVPNを導入しましょう。
ExpressVPN のレビューについては、【使ってレビュー】ExpressVPNの通信速度、使いやすさと価格について。を読んでみてください。
ExpressVPNの起動と設定
ExpressVPNのオプションは右上のハンバーガーメニューから「オプション」に移動したところにあります。
普通に使うなら設定する項目は「一般項目」と「プロトコル」の項目で十分。このなかに重要項目がいくつかあるので、ここさえ押さえておけば大丈夫です。では、順番に見ていきましょう。
一般項目
ExpressVPN-オプション設定>一般項目の中の重要な設定項目は次の4項目
- Winodws起動時にExpressVPNを起動する
- ExpressVPN起動時に最後に使用したロケーションに接続する
- VPNが予期せず切断された場合、すべてのインターネットトラフィックを停止する
- ローカルネットワーク上のディバイス(プリンターやファイルサーバーなど)へのアクセスを許可する
設定する場所は、次の図の場所です。
起動
起動の項目にある、「Windows起動時にExpressVPNを起動する」と「ExpressVPNを最小化して開始する」にチェックを入れると、Windowsの起動時に自動的にVPNサーバーに接続するようになります。
「ExpressVPNを最小化して開始する」は好みので選んでもいいが、僕はあえてチェックを外して、VPNサーバーに接続したのが目視で分かるようにしています。
Network Lock
Network LockにはVPNアプリの最も重要な項目であるKill Switch=「VPNが予期せず切断された場合、すべてのインターネットトラフィックを停止する」があります。VPNサーバーとの通信が切断された時にインターネットのトラフィックを強制的に停止し、個人情報がダダ漏れになることを防ぎます。この項目は常にONにしておきましょう。
「ローカルネットワーク上のディバイス(プリンターやファイルサーバーなど)へのアクセスを許可する」は、プリンターやファイルサーバーにアクセスする必要があるときは、OFFにしておきます。フリーWi-Fiに接続する場合はONにしておきます。
スプリットトンネリング
VPNをバイパス(直接インターネットに接続)可能にするアプリケーションを選択する。特別に設定する必要はないですが、VPNを通したことで不具合が発生してしまうアプリケーションが出た場合、個別にVPNをバイパスさせるために使いましょう。
プロトコル
プロトコルの項目は5つの選択肢がありますが、次の3つのうちから選択しておけば問題ありません。
- 自動選択(推奨)
- Lightway-UDP
- Lightway-TCP
「自動選択」は、ExpressVPNが自動で最適と判断する通信方式を選んで接続してくれます。「おまかせ」というやつで、初心者のうちはこれで使っておくのが無難です。
LightwayはExpressVPNが独自に開発した通信プロトコルで、VPNに接続する速度がとても高速で、通信速度も速いという優れものです。UDPかTCPはデータを送る方式の違いです。
高度な保護機能
邪魔な広告や悪質なサイトから守ってくれます。ここの設定は好みでよいです。特に広告をブロックがおすすめ。
「トラッカーをブロック」や「悪質なサイトをブロック」にチェックを入れると、正常に動作しないサイトが出てきます。もしこのような場合は、ここの設定のチェックを外してみてください。
「アダルトサイトをブロック」は、ExpressVPNをお子様のディバイスにインストールする時にはいいかも。
ブラウザ
ExpressVPNのブラウザ設定は、正直、微妙な機能です。僕は使ってません。ブラウザからVPN接続が出来る機能ですが、VPNアプリからVPNに接続している場合は、不要です。
詳細
ExpressVPN-オプション>詳細設定の項目です。
ここで設定する項目は、言語設定>日本語 ぐらいです。まれに、なぜか起動時に英語になってしまった場合は、ここの項目を日本語に設定しましょう。
クラッシュレポートの送信は、ExpressVPNに個人情報を提供するわけではありませんが、それも完全に止めたいという方は、「ExpressVPN の改善に協力」はOFFにしておきます。
重要な設定項目はデフォルトで有効化されているので、気になった部分の設定を変更するのがよいでしょう。
ExpressVPNの導入方法・手順
ここからはExpressVPNの導入が未だという方向けに、インストールまでの手順を説明しておきます。
ExpressVPNの最大の特徴:「最速のVPN」
ExpressVPNは30日間の返金保証がある。申し込んでみて最速のVPNを試してみるのも「あり」だと思います。ダメなら返金申込しましょう。
ExpressVPNの申込
ExpressVPNの申込方法です。ExpressVPNの公式サイトから、「ExpressVPNを試す」、「プランを見る」をクリックして先に進みます。
ExpressVPNのプランを選択する画面に移動するので、好きなプランを選択する。デフォルトでは割引率が最も高い12ヶ月プランが選択されています。気に入ったらそのまま使い続ける前提で、割引率が最も高い12ヶ月プランで申し込むのがいいでしょう。
プランを選択して次へ進むと、メールアドレスの入力と支払い方法の選択。メールアドレスは、ExpressVPNのアカウントになる。ログイン認証用のパスコードも受信するので、普段から使っているアドレスが良いです。
支払いに関して、匿名性を貫くなら仮想通貨という選択肢もあります。通常はクレジットカードか、カード情報を入れたくないならPayPal(ペイパル)が選べます。私は国外のサービスの決済は、PayPalが使える時はPayPalを選択しています。
決済を終わらせて、パスワードを設定するとマイページにログイン出来るようになります。パスワードは絶対に忘れないようにしておきましょう。
次からはExpressVPNのアプリをダウンロードして、実際にVPNに接続します。
アプリのダウンロード
ExpressVPNのアプリはマイページからダウンロードできる。マイページのサインインは、先ほど設定したメールアドレスとパスワードを使います。
登録したメールアドレスにログイン用の認証コードが送信されるので、このコードをコピペで貼り付けて「続行」をクリック。
ログイン用の認証コードで認証が終わると、マイページにログイン完了です。
ExpressVPNのアプリをダウンロードをする場所は、マイページの上段に「VPNのダウンロード」のリンクがあるから、ここからダウンロードする。使っているOS別にリンクが用意されているので、そこからダウンロードします。
ここからWindowsの場合の説明だけど、インストーラーがダウンロードフォルダーに保存される。これを実行すればインストールの開始。
インストールの完了後、ExpressVPNのアプリを起動する。すると、ExpressVPNのアクティベーションを入力を求められる。アクティベーションコードは、「マイページ」に記載されているので、それを入力。
アクティベーションコードは、マイページの下の方にあります。
初回起動時の簡単な設定
初回起動時には簡単な2つの設定を聞かれる。後でも設定できるが、今やっても同じなのでここで設定してしまいましょう。
「起動時に自動起動」はコンピューターを起動するとVPNアプリが自動的に起動させることが出来る。うっかりVPN接続なしにネットワークに接続する事がないように出来る。
「ExpressVPNの改善に協力」はVPNアプリのクラッシュなど、ExpressVPNの改善に協力したい場合は「OK」する。
電源マークをクリックすると、VPNに接続されます。「接続完了」と表示されれば完了です。
ExpressVPNの速度はお墨付き
ExpressVPNをずっと使ってきたけど、本当に速い。VPNサーバーへの接続も速いし、通信速度そのものも速い。
価格はその他のメジャーなVPNプロバイダーより高いのが残念だけど、同時接続台数も8台に増えたので目立ったコスパの悪さはなくなっている。インターネットはもう生活の一部だから、不満が出ない、普通に使える、のが重要。であればExpressVPNという選択肢は十分満足できる。